まずは聴くことが大切。

えーリスニング苦手だよって方、ご安心を。

聴けるといっても大げさな意味ではなくごくごく簡単なことからです。

突然ですが

This is a pen.

例えばこれ。
ディス イズ ア ペン。

と読めなければ、喋ることも書くこともできません。と言うのも。

This is a pen.

今度は全く知らない記号だと思って眺めて下さい。

This is a pen.


∇Λ § ι Ψ.


こんな感じに。

喋ることも書くこともできませんよね?

ところでディス イズ ア ペンが読めたあなたは

聴くことが出来たから

読めたんです。

たとえばpenを知らなっかたとして、外国人で赤ちゃんなら。

お母さんが

「あなたーペンとってぇ」

に答えたお父さんが、ペンなるものを手に取ったのを見て

「ほほぉ、あれがペンだな」っと今見てる画像とペンと言う音とをくっつけて新単語ペンを認識しますが

日本生活が長いあなたは

ピーイーエヌを辞書で調べてみますよね?

最近ではネットやスマートフォンで良い辞書が出ていますから

検索窓にピーイーエヌを入れると、

【意味】ボールペン

ふむふむボールペンって意味かと、その時脳裏にはボールペンの画像が浮かぶはずです。

そして発音ボタンを押すと

「ペン」

もう一度押してみても

「ペン」

瞬間、ペンの音声がグワッと耳に入りボールペンの画像と共にペンが合体して脳に刻まれそこで初めて、

ピーイーエヌがペンだと認識されるわけです。

次回、音ペンを聴いたあなたはイメージ「ペン」を連想出来るようになります。

音が耳に入る、それがイメージとつながる。

そう最初に聴いていたんです。

第一段階は聴くなんです。

学習には読むは大切ですが、読むも聴くからです。

読むとは、

例えばpenを読んで下さい。

口に出さなくても奥底で自身のつぶやき

ペン

を聴いたはずです。

もう一度

pen

うむ聴こえましたね。

自身のつぶやきを聴き、音から画像をイメージする。

それが読むということでしょうか。

書くは心のつぶやきを文字に起こす事ですが

どちらも初めに心のつぶやきを

聴く

から始まります。

そう読み書き語学学習の始まりは聴くことです。

次の段階は喋るです。

喋るとは文を口からだす事です。

平たく言えば文は単語を並べたものです。

This is a pen.

ディス
イズ

ペン

ほら全部単語。

単語と言うと冷たい感じがしますが、イメージを音にしたものが単語ならイメージを並べたものです。

一つも単語を知らなくてはしゃべれませんよね。

幼児を思い浮かべて下さい。

「まーま」

と生まれて初めて発したとき、

周りの大人は大盛り上がり。

この時突然

「僕を生んでくれてありがとう」

なんて文章で言いませんよね。

徐々に単語を発するようになり

その単語を並べ出す。

そして片言をしゃべりだしますよね。

つまり極論ですが単語が先、文が後と言うことです。

先ほどの例の様に単語を覚えるには聴くことが先ですから

まずは聴くことが出来る、が最優先になるのです。

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