英会話スクールで挫折した英語やり直し第一弾。

こりゃ基礎がなってないなと今更ながらに気付いた著者は、しばし考えた末

基礎と言えば基礎英語

などと安易な考えから

NHKラジオ英語講座を始めたのでした。

いやホントに基礎から分っていませんでした。

中学校1年生用の基礎英語1から始めたのですが、それですら難解。

もーほとんど念仏状態でした。

初日、二日目は気合が入っていたので聴けましたが三日目には聴き続けるのが何とも苦痛で投げだしそうになりました。

が、当時基礎英語1と言えばこの下は幼児向けのテレビ「英語であそぼ」だけ。

「ここでくじけたら下はない。一生英語苦手人確定」

との思いだけで食らいつきました。

すると一カ月か二カ月経った頃でしょうか、なんでもそうですが毎日やり続けると慣れてきて習慣がつきますが、ラジオを聴くこともまたしかり。

苦痛を感じなくなりました。

そしてもう一つの変化がそれは

英語が少し耳に馴染んできたのです。

これは大きかった。少しでも耳に聴こえてくるようになり、実質よりも何よりやる気が湧きました。

なんとか半年も過ぎ、学習に身体も慣れてきたため並行して基礎英語2も始め、何とか困難の中一年分聴き続けたのでした。


翌年からは基礎英語2基礎英語3を。

翌々年には基礎英語3英会話入門

更に翌年には英会話入門英会話

最終年にはもう一年英会話を聴いたのでした。

NHKラジオ英語講座は本当に助かりました。

まず第一はお金がかからないこと。

また内容も順繰り学べ、聴いてる時間も15分から20分程度。ラジオを聴いた後に新出単語を復習しても1日30分程度も有れば終われます。

学習時にパターンになった事は、まず一回目のラジオは録音しながらそのまま聴き、

終了後テキストの英文を聴きながら同時に声を出し読みあげました。

最初は恥ずかしいですが慣れると、聴くで耳を、発音するで口を鍛えと同時に二つを鍛えられとても効果的だと思います。

最後に新しく出てきた単語、分らなかった単語を発音しながらノートに10回ずつ書きあげます。ここでも発音で口と、書くことで手を鍛えられます。

この5年間の孤独な修業の結果。何とか英語最下層人からは抜け出せた意識は持てました。

英検で言えば2級、TOEICでは500~600点程度でしょうか。

恥ずかしながら少しは得意意識も出、

そして心の奥底からモゾモゾと疼くある意識が這い出して来たのでした。

そう。英会話へのリベンジです。

あの挫折した英会話への再チャレンジ。

今度こそやってやるぜの意気込みと共に作戦の鐘は鳴らされたのでした。

この年青春の18歳から月日は流れ早26。晩秋の事でした。

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